シリコンバレーにお引越し

全てを捨てて、40歳目前に移住を決心した人のムコウミズな人生のブログ。フィアンセビザ申請中。

初・塩対応 カナダ入国時のできごと

ご無沙汰しております。カナダでのお盆休みから昨日帰ってきました。
フィアンセと1週間のバケーションです。
こちらでちょこっとご紹介した旅行のご報告です。

kittyandkoala.hatenadiary.com

入国審査での出来事

私は羽田からバンクーバー空港、フィアンセはサンノゼ空港から行くのでバンクーバー空港のどこかで落ち合うことにしていました。台風13号が関東に接近している中、欠航にならないか大変気をもみましたが、20分ほどの遅れて無事離陸しました。フィアンセは私の便の時間に合わせて着くように飛行機を選んでくれて、いい感じにお互い到着したばかりということが分かり荷物を受け取るカウンターで落ち合うことに。

「今、イミグレーションのラインだから、もうちょっと待っててねー!」とわたし。

「ちょうどバゲージクレームのところにいるから、羽田便のレーンの脇にいるよ」とのこと。

半年ぶりの再会。しかし、カナダの入国審査官はそうは甘くはありませんでした。

↓ウィスラーにて 雪が見えるのにとても暑かった

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初めての塩対応

一人旅行には慣れているつもりでした。今まで訪問したことがあるどこの国でも「女一旅」について疑問を呈されることはありませんでした。

初・カナダ入国。勝手はよくわかりません。ひとまず前の人についていきます。まず、機械がたくさん並んでいて「今、数多くの空港が導入している電子入国審査なのか?」と勝手に想像しつつ、パスポートの写真ページを機会にスキャンさせて質問に答えました。完了すると紙切れが出てきて、その紙とパスポートを持って次のゲートに立っている人に渡します。え?いわゆるブースに囲われている人はいないの?この人がいわゆる入国審査官なのかな?と思いつつパスポートと紙切れを渡しました。

その際、

審査官とおぼわしき人「何しに来たの?」

わたし「観光です。」

審査官とおぼわしき人「何日?」

わたし「1週間です。」

審査官とおぼわしき人「ひとり?」

わたし「ひとりです。」

審査官とおぼわしき人「あっちいって」 といいつつ、みんなが歩いていく出口と逆方向を指さすではありませんか!

ホントの審査官登場

そこには見慣れたイミグレカウンターがずらっとならんでいました。しかし、どのブースも込み入って話をしている雰囲気満々。顔写真撮って、指紋撮って、質問をいくつかして「よい滞在を!」という雰囲気は皆無でした。私の前の女性は、手荷物のスーツケースを開けて、何やら書類をごそごそ出して、あーだこーだやっているではありませんか。そこで、これはまずいことになったと状況を把握。今回の旅行はフィアンセが全てホテルの予約や工程管理をしてくれていました。あえて開けてびっくり「おたのしみシークレットトリップ」ということになっていたので、よくあるイミグレ質問その2か3にくる「どこに泊まるの?」という質問の回答が手元にありません。呼ばれる直前に「かなりまずい」と気が付きました。そうこうしているうちに、わたしのばんが。

先ほどの質問からやり直しです。

ホントの審査官「何しに来たの?」

わたし「観光です。」

ホントの審査官「何日?」

わたし「1週間です。」

ホントの審査官「ひとり?」

わたし「ひとりです。」

ホントの審査官「結婚してるの?」

わたし「独身です。」

ホントの審査官「家族は?」

わたし「日本に両親と兄がいます。」

ホントの審査官「なんで一緒に旅行にこないの?」

わたし「あいにくタイミングが合わなかったからです。」

この辺から雲行きが怪しくなってきました。

ホントの審査官「いくら持ってきたの?」

わたし「えーっと、現金では100カナダドルです。」

ホントの審査官「それじゃ一週間足りないでしょ?」

わたし「クレジットカードを持っています。それをメインでつかう予定です。」

ホントの審査官「そのクレジットカードの利用限度額は?」

わたし「えーっと、よく覚えていないですが・・・」

ホントの審査官「あ?覚えてなければいくら使えるかわからないってことでしょ?ホテルで使って決済限度超えてたらどうすんの?え???」

わたし「えーっとですね、(バッグがらお財布をだしつつ)3枚持っています。そのうちこれ(アメックスプラチナを見せながら)があれば数百万は余裕で使えるはずなので、1週間の旅行は問題ないはずです。」

ホントの審査官「どこに泊まるの?」

わたし「ダウンタウンにあるフェアモントです。」(ウソ)

ツッコミどころなのに、これについてはツッコミなしのスルー。しかし、この辺からますます雲行きが怪しくなってきました。

ホントの審査官「観光ってどこ行くの?」

わたし「えーっと、ですね、ウィスラーとなんとかマウンテン・・・」

ホントの審査官「え?なんとか??それじゃ行けないでしょ?」

わたし「ガイドブック持っているので見ながら説明していいですか?英語の場所の名前、覚えずらいんですよ~。」

(数か所折り目がついているこちらを登場させました)

co-trip.jp

わたし「あ、ここです。折り目がついているでしょ?グラウスマウンテンです。ジップラインやって、このつり橋にも行きたいです。」

飛行機の中で予習をしつつ、ちゃんとドッグイヤーを付けておいてよかった!自分をほめてあげたくなりました。

ホントの審査官「この本は誰かが君に渡したのか?」

わたし「いいえ、違います。日本にあるツタヤという本屋さんで買いました。」

審査官は日本語読めるのか否か不明ですが、しばらくことりっぷをじっくりとお読みになりました。

ホントの審査官「1週間でしょ?あとはどこに行くの?」

わたし「ビクトリアに行きたいです。」

ホントの審査官「どうやって?」

わたし「船です。」

正解だったようです。やったー!予習したかいがありました。

ホントの審査官「なんでカナダに来たの?」

わたし「趣味が旅行でいろいろな国に行きましたが、まだカナダに訪問したことないからです。かつ、暑い日本の夏が嫌いなので涼しい場所を選びました。」

ホントの審査官「(わたしの新品パスポートをぱらぱらしながら)趣味が海外旅行には見えないよ。」

わたし「今年取得し直したばかりのパスポートだからです。」

(取得日を確認。ふむふむ、と。)

怪しい独り女子への尋問はまだまだ続きます。

ホントの審査官「いつ航空券買ったの?」

わたし「約三か月前です。」

ホントの審査官「いくらだった?」

わたし「約20万円です。」

ホントの審査官「どうやって支払った?」

わたし「クレジットカードを使って自分で支払いしました。」

ホントの審査官「日本で何の仕事しているの?」

わたし「ビジネスマネージャーです。」

ホントの審査官「具体的には?」

わたし「兄と〇〇の会社経営をしています。」

ホントの審査官「あなたが経営者だったらこんな休みとってて誰がビジネスやってるの?旅行に行っていいわけ?」

わたし「特に問題ありません。」

ホントの審査官「問題ない?その間の収入はどうするの??」

わたし「一人、二人でやっているビジネスではありません。従業員さんがいるのでどうにかなります。かつ、今はお盆休みといいまして、日本の社会全体がサマーバケーションを取る時期なんです。それに合わせて私の会社も有給の全体休業にしたので支障はありません。この時期日本人たくさん来ますよね?

ホントの審査官「ふーーん、確かに。Have a nice vacation!」

~ 終了 ~

怪しい独り女子だったらしい

やっと尋問終了。開放されました。精神的にへとへとになりつつ、フィアンセに会えました。上記の顛末をかいつまんで話したところ「〇〇が怪しかったんでしょ~。まあ、ひとまず問題なかったんだから気を取り直して。」と笑われつつ励まされました。「ひとりで来たって言ったの?」と聞いたら「友達に会いに来たっていったよ!」とのこと。うむ・・・・納得いかない。わたしの何がそんなに怪しかったのか。不法滞在しそうな人に思われたというのは想像がつくのですが、何が問題だったのか。「アメリカ人のフィアンセと落ち合ってバケーションです!」とホントのことを言ったほうがよかったのでしょうか。

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この旅行でのベストショットです。(ビクトリアにある非常に美しいブッチャートガーデンにて)バンクーバーから船に乗ってわざわざ行く価値ありです。お勧め観光地。

jp-keepexploring.canada.travel

塩対応入国審査の後はとても楽しい旅行だったので、旅行の中盤では塩がだいぶ抜けました。

追記:このやりとり、思い出して改めて腹が立つ。クレジットカードの限度額でねちねち、ガイドブックを誰からももらった小道具なのでは?と疑ったりするなんて、明らかに意地が悪い。私の希望旅行先リストでカナダはしたーの方だったので未訪問だったわけで、もう、二度と行くことはないと思われる。